【スプリングS(GII)】(中山)〜ロサギガンティアが重賞初制覇

2014年03月23日 16:58

中山11Rの第63回スプリングステークス(GII、3歳、芝1800m)は3番人気ロサギガンティア(M・デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒4。1馬身1/4差2着に1番人気アジアエクスプレス、さらにクビ差で3着に4番人気クラリティシチーが入り、上記3頭が皐月賞の優先出走権を獲得した。

ロサギガンティアは美浦・藤沢和雄厩舎の3歳牡馬で、父フジキセキ、母ターフローズ(母の父Big Shuffle)。通算成績は5戦3勝となった。

〜レース後のコメント〜
1着 ロサギガンティア(M・デムーロ騎手)
「すごくいい馬です。スタートはあまり良くありませんでした。馬がまだ若く、幼いところを見せていました。初めての中山で何をどうしたらいいか分からない感じでした。道中の手応えはずっと良かったです。いいポジションで競馬が出来ました。パドックでは美しく力強い馬だと思いました。私は免許が切れるので次のレースは乗れませんが、出来れば乗りたいです。頑張って欲しいです」

2着 アジアエクスプレス(戸崎騎手)
「攻め馬の時よりも感じが良かったです。テンションは高かったのですが、休み明けの分だと思います。ハミの取り方も良くなって、終いも伸びています。距離は大丈夫でした」

(手塚貴久調教師)
「今日は装鞍所から馬がイレ込んでいました。3、4コーナーでズブさを見せるのは今までと同じですが、勝った馬に先に抜けられてしまいました。芝は大丈夫そうですね。距離のこともありますが、自分としては皐月賞に行きたい気持ちはあります」

3着 クラリティシチー(内田博騎手)
「権利が取れて良かったです。枠順のこともありますが、距離も関係しているのでしょうか、抑えながら行けばもちます。中3週で大したものです」

(上原博之調教師)
「外々を回ってロスがあった中、力のあるところを見せてくれました。早めにスパートして、いい脚を使ってくれました。権利が取れてホッとしています。ダイワメジャーもスプリングステークス3着から本番を勝っていますし、悲観はしていません」

5着 リーゼントロック(松岡騎手)
「3着もあるかと思ったくらいです。初めての芝もこなしてくれました。折り合いもついて、悔いのない競馬が出来ました」

6着 ベルキャニオン(福永騎手)
「練習の成果もあって、ゲートはうまく出てくれました。アジアエクスプレスの後ろにつけて一旦おさまりかけたのですが、1コーナーから外へ逃げる感じになりました。道中はその修正をしていたのですが、時間が掛かりました。3コーナーまで左に逃げっぱなしで、その点が大きかったです。脚をためられませんでした。能力のある馬ですし、大きく負けてはいません。動ける体になっているのですが、難しいところがあります」

8着 ウインマーレライ(石橋脩騎手)
「追い切りに乗っていたのですが、時計が出ていました。芝に入れてから返し馬の感じは良かったです。道中はリズムを大事にして乗りました。外差しの有利な馬場だったら来たかもしれません」

9着 マイネルアウラート(柴田大騎手)
「頑張っています。非力な面がありますが、これからさらに良くなるでしょう。しかし、相手は強かったです」

10着 ネオヴァロン(三浦騎手)
「馬は良くなっています。3コーナーから動いた分、最後は甘くなりました。まだ良くなると思います」

提供:ラジオNIKKEI

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