14日、ユーザーフレンドリー User Friendly(牝、父Slip Anchor)の主戦騎手として92年の英、愛オークス(ともにG1)を制覇したジョージ・ダフィールド騎手(58)が引退し、約40年の騎乗生活にピリオドを打つことが明らかになった。昨夏にゲートで肩を痛めたのが原因。
英国競馬史上10位にあたる2547勝を挙げた同騎手は、ユーザーフレンドリーで勝った92年英・愛オークスをはじめ、ノアルコーリック Noalcoholicで83年サセックスS(英G1)、ピヴォタル Pivotal(牡、父Polar Falcon)で96年ナンソープS(英G1)、アルボラーダ Alborada(牝、父Alzao)で98、99年のチャンピオンS(英G1)、ジャイアンツコーズウェイ Giant's Causeway(牡、父Storm Cat)に騎乗して勝った00年エクリプスS(英G1)など、多くのG1レースを勝っている。
また、ダフィールド騎手は92年にユーザーフレンドリーでジャパンC(G1)に来日。1番人気に推されたが、岡部幸雄騎手が騎乗するトウカイテイオーの6着に敗れた。