マイネルフロストなど毎日杯厩舎コメント/美浦トレセンニュース

2014年03月27日 18:00

今回は調子が良いというマイネルフロスト(撮影:佐々木祥恵)

 3月29日(土)に阪神競馬場で行われる毎日杯(GIII・3歳OP・芝1800m)と、3月30日(日)に中山競馬場で行われるマーチS(GIII・4歳以上OP・ダ1800m)に出走予定の美浦所属の各馬についての陣営のコメント。

【毎日杯】

マイネルフロスト(牡3・高木登厩舎)について、高木登調教師。
「前走の共同通信杯(GIII・芝1800m・4着)の時は、2コーナー付近で他の馬と接触し、少し掛かってしまいましたが、4コーナーからはしっかりと伸びてくれました。馬場が良ければ、良い脚をしっかり使ってくれる馬ですから、スムーズな競馬をしていたら、差はもっと詰まっていたと思います。この中間は強い稽古はさほど必要なく、ここまで順調です。輸送もありますし、先週ビシッとやっていますので、今週(3/26)は調整程度の追い切りでした。折り合いに少し心配な点がありますので、今週(3/26)の追い切りには柴田大知騎手に騎乗してもらい、感触を掴んでもらいました。昨年末のラジオNIKKEI杯(GIII・芝2000m・7着)で阪神を使った時は体調が今ひとつでしたが、今回は調子が良いですし、期待しています。ダービーに出走させたいですし、何とか賞金加算をしてほしいです」

【マーチS】

ナカヤマナイト(牡6・二ノ宮敬宇厩舎)について、柴田善臣騎手。
「前走の中山記念(GII・芝1800m・13着)は、3コーナー付近の馬場が悪いところで脚を取られてしまいました。成績があまり良くない時も、それなりに体をうまく器用に使える馬なのですが、前走は背中の使い方がもうひとつでした。今週(3/26)はダートコースで追い切りました。仕掛けたわけではないのですが、良い伸びを見せてくれましたし、ダートは走りやすくて良さそうです。感触も、前走時よりもいくらか良くなっていると思います。ハンデは背負いますが、楽しみはありそうですね」

ジェベルムーサ(牡4・大竹正博厩舎)について、大竹正博調教師。
「前回の休み明けに比べて、意識的にハードに攻め馬を積んできました。追い切りでは併せた馬に遅れましたが、全体時計は速かったですし、大丈夫でしょう。中山のここ2戦は、勝負どころでの上がりの脚も早かったですしね。重賞ですから、不安もありますけど期待も持っています」

グランドシチー(牡7・相沢郁厩舎)について、相沢郁調教師。
「前走のフェブラリーS(GI・ダ1600m・11着)はペースが遅く、この馬の力を発揮できませんでした。前走後も疲れは見られませんし、中山の1800mは条件的にベストなので、ハンデ次第で出否を決めるつもりでしたが、この馬の限界と考えていた斤量(58.5キロ)だったので、ここを使うことにしました。今週(3/26)はジョッキー(津村騎手)が乗って併せ馬でやりましたが、時計も速く、体も絞れてきて動きも良かったです。メンバー的にも好結果を期待しています」

クリールパッション(牡9・相沢郁厩舎)について、相沢郁調教師。
「前走のポルックスS(OP・ダ1800m・8着)は、重馬場で時計が速く、この馬には厳しかったですね。レース後は放牧に出し、ここを目標に調整をしてきました。上積みはさほどありませんが、今週(3/26)の追い切りもこの馬なりにしっかり動いていますし、コースも合うと思います。ハンデも55キロなので、頑張ってほしいですね」(取材・写真:佐々木祥恵)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。