16日、5月1日(日)京都競馬場で行われる天皇賞・春(G1)の予備登録が締め切られ、メルボルンC(豪G1)を連覇したマカイビーディーヴァ(牝6、豪・L.フリードマン厩舎)ら外国馬3頭が予備登録を行ったことがJRAから発表された。予備登録した外国馬は以下の通り。
マカイビーディーヴァ Makybe Diva(牝6、豪・L.フリードマン厩舎)28戦10勝
カートソヴァージュ Carte Sauvage(牡4・英・M.ジョンソン厩舎)13戦1勝
ウィングドダージョン Winged D`Argent(牡4・英・M.ジョンソン厩舎)5戦3勝
マカイビーディーヴァは、父デザートキング、母Tugela(その父Riverman)という血統。昨年史上3頭目の快挙となるメルボルンC連覇を成し遂げており、今月行われたオーストラリアンC(豪G1・芝2000m)も快勝している。また、4月3日に阪神競馬場で行われる大阪杯(G2)と、10日に中山競馬場で行われるエイプリルS(OP、芝2000m)に出走登録がある。通算成績28戦10勝。
カートソヴァージュは、父Kris S.、母See You(その父Gulch)という血統で、デビュー2戦目となる03年7月、英・エア競馬場で行われたメイドンレース(芝7f)をL.デットーリ騎手騎乗で勝利した。その後は勝ち星には恵まれず、今年3月の首・ナドアルシバ競馬場のハンデ戦(芝12f)では勝ち馬から7.1/2馬身差の5着(10頭中)に敗れている。通算成績13戦1勝。
ウィングドダージョンは父In the Wings、母がPetite-D-Argent(その父Noalto)という血統。昨年4月に行われたメイドンレース(芝12f)をアタマ差で勝ち上がり、その後は13f以上の長い距離を中心に使われてきた。04年10月にドンカスター競馬場で行われたハンデ戦(芝15f)で圧勝し、前走は11月のリステッドレース(芝16f)で2着だった。通算5戦3勝。前出したカートソヴァージュと同じM.ジョンソン厩舎。