ソロル重賞初制覇、鞍上蛯名は「これからもっと良くなると思う」/マーチS

2014年03月31日 12:00

混戦を抜け出し重賞初Vを決めたソロル(左)=中山競馬場

「第21回マーチS・GIII」(ダート1800m)は30日、中山11Rに16頭で争われ、3番人気のソロル(栗東・中竹)が、ゴール前で力強く抜け出してV。前走のフェブラリーSは12着と惨敗したが、得意の9F戦で反撃に成功。初の重賞タイトルを獲得した。道中は中団を追走。3コーナー過ぎから徐々に進出を開始すると、4コーナーでは早くも先行グループを射程圏に。直線ではハンデ戦らしく混戦となったが、蛯名のこん身の左ステッキに応えてグイッとひと伸び。半馬身差をつけてゴールした。勝ちタイムは1分51秒2。接戦の2着争いは、2番人気のジェベルムーサに軍配。3着は鼻差で5番人気のドコフクカゼが入った。なお、1番人気のエーシンゴールドはゴール前のひと伸びを欠き4着に敗れた。

 初コンビの蛯名は「3、4コーナーでいったん手応えが渋くなったけど、そこからもうひと伸びしてくれた」と、その走りを称賛。「これからもっと良くなると思うし、とても楽しみ」と、近親にダートGIで4勝のゴールドアリュールを持つ血統馬のさらなる飛躍に期待を寄せた。暮れにはベストの距離で争われるGI・チャンピオンズC(12月7日・中京、ダート1800m)もある。伸びしろ十分の4歳馬が、その初代王者を目指して着実に階段を上がっていく構えだ。

提供:デイリースポーツ

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