12日(土)中山競馬場で行われる第32回ニュージーランドトロフィー(GII)に出走予定の
イタリアンネオについて、追い切り後の斉藤誠調教師のコメントは以下の通り。
「弥生賞は、3コーナー手前で他の馬にこすられ、そこで押し出されるように脚を使ってしまったのが、最後に響いた感じでした。
その後、毎日杯を使うことも考えましたが、やはり中山が得意な馬だと思いますし、距離も1600mの方がと思い、ここを選択しました。
毎日杯にも使える状態でしたし、ここ2週は、田中勝春騎手に乗ってもらって感触を確かめてもらいました。今朝の追い切りは、併せた相手が
ヌーヴォレコルト(桜花賞出走予定)ですから、脚色は見劣りましたが、この馬なりの負荷はかかり、万全の状態に仕上がっています。
相手も強いと思いますが、この馬も強いと思っています。ここが試金石になりますし、今後を見据える意味で、しっかり仕上げたつもりですから、頑張ってもらいたいと思います」
(取材:中野雷太)
提供:ラジオNIKKEI