9日、阪神競馬場で行われたアザレア賞(3歳500万・芝2000m)は、佐藤哲三騎手騎乗の5番人気マルブツシルヴァー(牡3、栗東・加用正厩舎)が、2番手追走から直線坂上で抜け出すと、逃げた8番人気ニシノカエデマルを2馬身突き放し快勝した。勝ちタイムは2分00秒7(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気トウショウパワーズが入り、圧倒的1番人気(単勝140円)グッドネイバーは8着に敗れた。
勝ったマルブツシルヴァーは、父シルバーチャーム、母ノーヴェルインカウンター(その父Woodman)という血統で、叔父に米G1・3勝馬ベーレンズ Behrens(父Pleasant Colony、ガルフストリームパークH-米G1)がいる。2月のデビュー戦(京都・ダート1800m)を9馬身差の圧勝で制すと、その後のダート2戦は3着に惜敗。初の芝となった今回で2勝目を挙げた。通算成績4戦2勝。