10日、中山競馬場で行われたエイプリルS(4歳上OP・芝2000m)に59キロを背負って出走したG.ボス騎手騎乗のマカイビーディーヴァ(牝6、豪・L.フリードマン厩舎)は、実績を買われて1番人気(単勝190円)に支持されたが、後方追走から伸び切れず7着に終わった。勝ったのは道中、3番手につけていた北村宏司騎手騎乗の2番人気スズノマーチ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)で、勝ちタイムは2分00秒1(良)。1.3/4馬身の2着にはハスラー、さらに1/2馬身差の3着にはカナハラドラゴンが入った。
マカイビーディーヴァは、父デザートキング、母Tugela(その父Riverman)の血統。03、04年で、史上3頭目のメルボルンC連覇を達成し、今年3月にはオーストラリアンC、BMWクラシック(ともに豪G1)を連勝するなど、豪州を代表する強豪の1頭。今年から国際レースとなった天皇賞・春(G1、芝3200m)に登録している。通算成績30戦11勝。