7日(土)に阪神競馬場で行われる第67回鳴尾記念(GIII・芝2000m)に出走する
トウカイパラダイス(牡7、栗東・田所秀孝厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
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トウカイパラダイスについて田所秀孝調教師
「大阪杯は積極的に、自分の競馬に徹した内容で、ゴール前でも渋太く脚を使ってくれましたし良かったと思います。スタッフも改めてこの馬の強さを認識できました。年齢を重ねてもさらに充実したレースを見せてくれて頭が下がる思いですね。
この中間はずっとトレセンに置いておいて調整してきました。大阪杯の後最初の10日間くらいで疲れを取って、レース1週前の追い切り前にも15−15を4本くらいやってきましたし順調に来ています。今朝は坂路で相手に併せて、最後に抜け出すという内容でしたが予定通りのタイムだったと思います。
開幕週ですから、先行できる利を生かせる展開になってくれるのも良いでしょう。あとは開幕週だけにあまり速い時計になったときに、どれくらいの脚でゴールを迎えられるか、そこが課題かなとは思います。ただ、今の充実度ならという期待を持って見た方が、馬も期待に応えてくれるのではないかと思います。十分に仕上がっていますし、横綱相撲と言えるような競馬を心がけたいですね」
(取材:大関隼)