先手主張で後続を封じた。最内枠からハナに立った4番人気の
ディアタイガ(牡、父サムライハート、美浦・石栗)が半馬身差をつけて快勝。タイムは1分0秒9だった。発馬は標準だったが、柴山を背に積極的なレース運び。直線で好位追走の2番人気
ゼトスが差を詰めたが、リードを確保してゴールに飛び込んだ。さらに1馬身1/4差の3着は3番人気の
スイートアリッサム。なお、1番人気の
ヒラボククラウンは勝負どころでの反応が鈍く、直線でも伸びを欠いて4着に敗れた。
柴山は「行けたら行こうと思っていた。最後はよくしのいでくれた。素直で大人びた馬。心配な点がないのが強みですね」とうなずいた。