20日、荒尾競馬場で行われた荒尾ダービー(3歳、ダート2000m・1着賞金120万円)は、吉田順治騎手騎乗の2番人気タマノダイキ(牡3、佐賀・上川薫厩舎)が道中2番手から早めに先頭に立つと、追い上げたコメットサンサンを1/2馬身差抑えて優勝。勝ちタイムは2分13秒1(重)。さらに1馬身差の3着には5番人気タラートキンギンが入り、圧倒的1番人気(単勝160円)に推されたダンシングスキーは、スタート後の不利もあり4着だった。
勝ったタマノダイキは、父エイシンサンディ、母ハレルヤ(その父アルカング)という血統。04年は5戦3勝、今年に入り4、3、2着と勝ち切れなかったが、久々の勝利で重賞初制覇を果たした。通算成績は9戦4勝。