22日、99年ダービーグランプリ(交流G1)を制したタイキヘラクレス(牡9、美浦・蛯名信広厩舎)が、21日付けでJRA競走馬登録を抹消された。今後については未定。

　タイキヘラクレスは、父イブンベイ、母サウンドビューティ(その父Be My Guest)という血統。98年12月のでデビュー2戦目(中山ダート1800m)で初勝利を挙げると、3連勝でヒヤシンスS(OP)を制覇。99年名古屋優駿(交流G3)で重賞初勝利を挙げると、ジャパンダートダービー(交流G1)4着を挟んで迎えたダービーグランプリでは1番人気に応え快勝した。その後は勝ち星に恵まれず、03年8月の障害未勝利(1着)が最後のレースとなった。通算成績18戦6勝(地方5戦2勝、障害2戦1勝)。