パララサルーの半弟にあたるタンタアレグリア(撮影:佐々木祥恵)
7月6日(日)、福島5Rの芝1800の新馬戦でデビューするタンタアレグリア(牡2・美浦・国枝栄厩舎)は、アネモネSや紫苑Sなど4勝を挙げたパララサルー(父ディープインパクト)の半弟にあたる。期待の大きい同馬について、国枝栄厩舎の佐藤勝美調教助手に話を聞いた。
「1か月くらい前に入厩しています。最初は少しヤンチャでしたが、調教を重ねるにつれて理解してくれたようで、従順になってきました。まだ幼くて、いろいろなことに興味もあるようですけどね。
半姉のパララサルーもウチの厩舎にいましたが、姉は手のかからない馬でした。牡馬と牝馬で性別が違いますから姉とは比較できない部分もありますが、フットワークは似ていると思います。粗削りですけど、良いところがありそうな雰囲気を持っていますよ。
調教でいろいろな騎手に乗ってもらっていますが、どの騎手からも好評価を得ています。まだこれからの馬ですが、調教でも新馬戦で2着に来たロジチャリスと遜色ない動きをしていますし、ここに来て馬体に幅も出てきました。姉も活躍してくれましたし、この馬も期待に応えられるようになってくれればと思います」(取材・写真:佐々木祥恵)