昨年の最優秀短距馬のデュランダル(牡6・栗東・坂口正大厩舎)が、両前脚蹄炎症を発症し、出走を予定していた安田記念(G1・芝1600m)を回避する見込みとなった。
デュランダルは、父サンデーサイレンス、母サワヤカプリンセス(その父ノーザンテースト)という血統で、半兄には99年中日スポーツ賞4歳S(G3)を制した
サイキョウサンデーがいる。一昨年にスプリンターズS、マイルCS(共にG1)を勝利し、昨年はマイルCS(G1)連覇を達成、2年連続でJRA最優秀短距離馬に輝いた。昨年暮れに行われた香港マイル(香G1)5着後、安田記念を目標に調整を進められていた矢先のアク
シデントだった。通算成績16戦8勝(うちG1・3勝)。