29日、水沢競馬場で行われた留守杯日高賞(ダート1600m、1着賞金300万円)は、菅原勲騎手騎乗の1番人気トミノアッフェアー(牝3、岩手・千田知幸厩舎)が道中は中段から、3角過ぎで徐々に進出すると、直線抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分46秒6(良)。1.1/4馬身差の2着には7番人気プリンセスワールド、さらに1/2馬身差の3着には2番人気ジェベルリーヴァが入った。
勝ったトミノアッフェアーは、父コロニアルアッフェアー、母トミシャーク(その父シルバーシャーク)という血統。同馬は04年6月に北海道・小国博厩舎からデビュー。デビューから4戦目に初勝利を挙げると、続くトワイニング賞(OP)も制し、2連勝で10月に札幌競馬場で行われたJRAの芝レース、すずらん賞(OP)に挑戦するが、結果は最下位の16着。その後は、岩手・千田知幸厩舎に転厩し、12月の転厩初戦を勝利で飾り3勝目を挙げていた。通算成績9戦4勝(JRA1戦0勝)。