1日、東京競馬場で行われたスイートピーS(3歳牝OP・芝1800m)は、K.デザーモ騎手騎乗の1番人気ライラプス(牝3、栗東・松田国英厩舎)が、中団追走から直線外に持ち出すと、好位追走から最内を突いた4番人気コスモマーベラスを1/2馬身抑え快勝した。勝ちタイムは1分47秒0(良)。上位2頭にはオークス(G1)への優先出走権が与えられる。さらに1/2馬身差の3着には12番人気トップセラーが入った。2番人気アンブロワーズは8着、3番人気ダンツクインビーは9着に敗れた。
勝ったライラプスは、父フレンチデピュティ、母が99年4歳牝馬特別・西(G2)など重賞4勝を挙げたフサイチエアデール(その父サンデーサイレンス)という血統で、叔父には現OPのベラージオ(牡6、美浦・高市圭二厩舎、父メジロライアン)がいる。2歳時は9月のデビュー戦(阪神・芝1400m)快勝後、デイリー杯2歳S(G2)で牡馬を相手に2着に好走。今年はシンザン記念(G3)5着の後、クイーンC(G3)を制して重賞初制覇。前走桜花賞(G1)は12着に敗れていた。通算成績8戦3勝。