5日、水沢競馬場で行われたシアンモア記念(OP・ダート1600m、1着賞金700万円)は、小林俊彦騎手騎乗の2番人気タイキシェンロン(牡7、船橋・松代眞厩舎)が、好位追走から4角で先頭に立ち、直後につけていた1番人気トニージェントを1/2馬身差退けて快勝した。勝ちタイムは1分42秒9(良)。さらに4馬身差の3着には6番人気ハセノエブロスが入った。
勝ったタイキシェンロンは、父Fly So Free、母Princesse Niner(その父フォーティナイナー)という血統。JRAでデビューし、02年に公営に移籍。03年12月の早池峰賞(水沢・ダート1400m)で重賞初制覇を飾り、昨年はシアンモア記念、栗駒賞、青藍賞と重賞を3勝している。前走は3着で、これが今年初勝利。同レースは連覇となった。通算成績は30戦18勝(うちJRA3戦0勝)。