高いスピード能力を示して初陣を飾ったシンフォニア=札幌競馬場
スピードの違いで危なげなく逃げ切った。1番人気のサクラバクシンオー産駒
シンフォニア(牝、栗東・昆)が後続に4馬身差をつける完勝劇。終始余裕のレース運びから、直線入り口で2番手以下をあっさり突き放して勝負を決めた。勝ちタイムは1分10秒2。2着は中団のインから脚を伸ばした3番人気の
マイネルグルマン。さらに首差の3着には先行した2番人気の
イシスが入り、上位人気での決着に落ち着いた。
四位は「スタートを決めてくれた。少しソエを痛がって走っていたが、楽だったね」と笑顔を見せる。次戦について、昆師は「ソエが固まれば、すずらん賞(9月7日・札幌、芝1200m)へ。固まらなければ無理はしません」と語っていた。