7日、東京競馬場で行われたプリンシパルS(OP・芝2000m)は、蛯名正義騎手騎乗の9番人気エイシンニーザン(牡3、栗東・坂口正則厩舎)が道中3番手から直線に向くと、逃げた11番人気シャドウゲイトをハナ差捕らえて優勝。勝ちタイムは2分01秒2(良)。上位2頭には、5月29日に東京競馬場で行われる日本ダービー(G1)への優先出走権が与えられた。2戦2勝で1番人気に推されたアスカロンは直線伸びきれず5着に敗れた。
勝ったエイシンニーザンは父フォーティナイナー、母は94年小倉3歳S(G3)優勝、97年エリザベス女王杯(G1)3着のエイシンサンサン(その父キャロルハウス)という血統で、叔父には95年小倉3歳S(G3)勝ち馬のエイシンイットオー(父ヘクタープロテクター)がいる。前々走の若葉S(OP)12着、ベンジャミンS(OP)は5着に敗れていたが、最終トライアルで日本ダービーへの出走権を手に入れた。通算成績8戦3勝。