10日、札幌競馬場5Rで新馬戦(2歳・牝・芝1500m・9頭)が行われ、後方でレースを進め、3〜4コーナーで先団に取りついた柴山雄一騎手騎乗の1番人気カービングパス(牝2、美浦・藤沢和雄厩舎)が、逃げ粘る2番人気アプリコットベリー(牝2、栗東・大久保龍志厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒8(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に5番人気ウェーブランチャン(牝2、栗東・平田修厩舎)が入った。なお、3番人気ラタナキリ(牝2、美浦・黒岩陽一厩舎)はウェーブランチャンと1/2馬身差の4着に終わった。
勝ったカービングパスは、父ハービンジャー、母ハッピーパス、その父サンデーサイレンスという血統。半兄に札幌2歳Sなど重賞2勝を挙げ、今年6月に急死したコディーノ(父キングカメハメハ)がいる。
【勝ち馬プロフィール】
◆カービングパス(牝2)
騎手:柴山雄一
厩舎:美浦・藤沢和雄
父:ハービンジャー
母:ハッピーパス
母父:サンデーサイレンス
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム