大物外国産馬が土曜新潟5R(芝1200m)でデビューする。ヘニーヒューズ産駒のヘニースウィフト(牡、美浦・二ノ宮)だ。パートナーを努める蛯名は、初めて騎乗した時から素質の高さを感じ取る。「初めてまたがった時にこれは走ると思った。高い能力を感じる」と評価する。今週は美浦Wで併せ馬を行い、5F68秒5-39秒5-12秒6の時計で1馬身先着。仕上がりも上々だ。「反応は良かったし、楽しみだね」と期待を寄せる。

　管理する二ノ宮師も「軽い走りをするので芝は合っていそう。普段はうるさいところも見られるけど、レースでは落ち着いて走れそうだよ」と好感触だ。父の産駒は、日本でのデビュー頭数こそ少ないが、高い勝ち上がり率を誇っている。昨年の2歳チャンピオンになったアジアエクスプレス、13年シリウスSを制したケイアイレオーネ、11年ファルコンSを勝ったヘニーハウンドなどを輩出している。注目の血統馬が初陣をVで飾る。