マイネルマックス産駒、初勝利

2005年05月25日 13:05

 25日、札幌競馬場で行われた2歳未勝利(ダート1000m、1着賞金20万円)は、齊藤正弘騎手騎乗の圧倒1番人気(単勝120円)エフエルマックス(牡2、北海道・角川秀樹厩舎)が、3番人気モエレバンダに4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分03秒7(良)。

 勝ったエフエルマックスは、父マイネルマックス、母グレースソフィアという血統。同馬は、3日に札幌競馬場で行われたフレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m)でデビューし、初戦は2着。連闘で臨んだ2戦目は6着に敗れ、3戦目での初勝利となった。通算成績3戦1勝。

 同馬の父にあたるマイネルマックスは、96年8月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げると、4連勝で年末の朝日杯3歳S(G1)を制覇。3歳以降(当時の表記では4歳)は、NHKマイルC、日本ダービー(共にG1)で13着、15着と大敗するなど精彩を欠くが、00年マイラーズC(G2)では8番人気ながら勝利し、96年の朝日杯3歳S(G1)以来の重賞勝ちを挙げていた。01年に種牡馬入りし、現在は新冠のビッグレッドファーム明和で繋養されている。現2歳世代が初年度産駒で、今回の勝利が同産駒の初勝利となる。

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