5日、高知競馬場で行われた高知優駿(3歳、ダート1900m、1着賞金30万円)は、上田将司騎手騎乗の4番人気スマイルリターン(牝3、高知・国沢輝幸厩舎)が1番人気トップアオバを1.1/2馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは2分10秒2(稍重)。さらに5馬身差の3着には5番人気エレガントシエナが入り、牝馬が上位を独占した。
勝ったスマイルリターンは、父スピードワールド、母スピードビーナス(その父ロドリゴデトリアーノ)という血統。近親に88年皐月賞(GI)でヤエノムテキの2着となったディクターランドがいる。昨年5月に北海道・高橋司厩舎よりデビューした同馬は、同年秋に浦和・蓬田稔厩舎に転厩。さらに今年から高知・国沢輝幸厩舎に移籍していた。前々走の黒潮皐月賞(5着)に続く重賞挑戦で、今回が重賞初勝利。通算19戦2勝。
鞍上の上田将司騎手、管理する国沢輝幸調教師共に同レース初勝利。なお、ローゼンセンプーは緒方洋介騎手から花本正三騎手に乗り替わっている。