ワールドインパクトに騎乗する初来日のブドー「スタミナはとても豊富」/菊花賞

2014年10月24日 12:00

ブドーを背に栗東CWで追い切るワールドインパクト

 ワールドインパクトは初来日のブドーを背に、栗東CWでの併せ馬に臨んだ。パートナーはファルスター(6歳1000万下)。鞍上は加速がピークに達する直線半ば、一気に抜け出そうとする馬を絶妙なさじ加減でなだめる。馬なりで6F84秒1-40秒0-12秒5をマークして併入した。

「とても乗りやすい馬だね。馬はリラックスしているし、状態もいいんじゃないかな。トラック1周のギャロップでは即断できないけれど、切れる感じではない分、距離は長い方が合うんだろうね」。長距離戦では最大のポイントとなる折り合いに満点の回答だ。

 ブドーは09年、フランスの名門A.ファーブル厩舎からデビュー。昨年は122勝をマークして仏リーディング3位につけた。目下、売り出し中の若手で現地メディアの間では“ペリエ2世”の呼び声もある。

 自ら手綱を取り、今年のパリ大賞典を制したギャラントとの比較を問われると「ギャラントスピードタイプでスパッと切れる馬だけれど、こちらは長くいい脚を使うタイプ。スタミナはとても豊富だと思う」。淀の3000mで、その腕を存分に発揮する。

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