武豊騎手が跨ってエリザベス女王杯の1週前追い切りを行ったスマートレイアー(撮影:井内利彰)
府中牝馬S2着からエリザベス女王杯(11月16日・京都芝2200m)に参戦するスマートレイアー(栗東・大久保龍志厩舎)。今朝はCWで武豊騎手が跨って、キングスバーンを追走する併せ馬を行った。
6F地点で1秒以上追走する形だったが、道中も気負うことなく、ゆったりとした走り。直線に向くと、その差は徐々に詰まっていき、ラスト1F標識で並ぶような形。あとは突き放すだけという内容だったが、時計は6F78.9〜5F64.9〜4F51.0〜3F38.0〜1F12.4秒。全体が速い上に、最後まで加速するラップを踏み続けたのは素晴らしいの一言。距離適性うんぬんはともかく、GI奪取にふさわしい状態であることは間違いない。(取材・写真:井内利彰)