17日、8日の東京ダービー(南関東G1)を制したシーチャリオット(牡3、船橋・川島正行厩舎)が、左トウ骨を剥離骨折していたことが判明した。14日に骨片の摘出手術を受けており、全治には約4ヶ月掛かる見込み。今後は自厩舎で静養する予定で、7月13日のジャパンダートダービー(交流GI・ダート2000m)は回避することになった。
シーチャリオットは父Seeking the Gold、母Neptune's Bride(その父Bering)という血統で、ドバイのモハメド殿下によるダーレージャパンレーシング(高橋力代表)所有の米国産馬。04年9月のデビューから2連勝で迎えた全日本2歳優駿(交流GI、川崎・ダート1600m)では2着に敗れるも、昨年のNARサラ系2歳最優秀馬に選出。今年は雲取賞(大井・ダート1600m)、京浜盃(南関東G2・ダート1700m)を連勝し、南関東クラシック第1弾の羽田盃(南関東G1・ダート1800m)でも文句無しの強さで圧勝。8日の東京ダービー制覇で南関東2冠を達成していた。通算成績7戦6勝。