マイネルマクロス、屈腱炎再発で引退

2005年06月29日 12:27

 29日、昨年の日本ダービー(GI)以降、屈腱炎のため、戦列を離れていたマイネルマクロス(牡4、栗東・中村均厩舎)が、調教中に右前脚に屈腱炎を発症。現役を引退することが分かった。今後は乗馬となる予定。

 マイネルマクロスは父フジキセキ、母サクラエンドレス(その父サクラユタカオー)という血統。叔父に96年の京成杯(GIII)、共同通信杯4歳S(GIII)を制したサクラスピードオー(父サクラホクトオー)、甥に高校の生産馬としてJRA史上初の勝利を飾ったユメロマン(牡3、美浦・宗像義忠厩舎)がいる。03年6月にデビューし、4戦目で初勝利を挙げると、続く芙蓉S(OP)も連勝。その後も京成杯(GIII)2着、毎日杯(GIII)3着と重賞戦線で活躍。皐月賞(GI)7着後に臨んだ日本ダービー(GI)では、1000m通過57秒6というダービー史上最速ペースで逃げ、16着に敗退もキングカメハメハのレコード(2分23秒3)樹立の陰の立て役者となった。レース後、両前脚に屈腱炎を発症し、長期休養に入っていたが、今月、函館競馬場に入厩し、再起に向けて調整が進められていた。通算成績12戦2勝。

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