燃え尽きていない。栗東坂路での最終リハの動きが雄弁に語る。
ジェンティルドンナは外
カーマイン(6歳1000万下)を追走し、楽々と半馬身先着。4F54秒5-39秒8-13秒3のタイムをマークした。
クリスマスイブの24日、64歳の誕生日を迎えた石坂師は「軽く気合をつけるための併せ馬。納得の動き。
ジャパンCが惨敗なら引退していた。緩い馬場が合わなかった。今季3戦目だが、順調な状態で臨めるのが何より」と笑顔を見せた。
ラストランで初めての参戦となる中山だが、今年は馬場の改修で秋の開催がなかったため、例年より馬場は荒れていない。「牡馬でも3年間、トップを張れる馬はめったにいない。チューリップ賞の前に熱発した以外、病気もケガもなくこられた。ジェン
ティルは日本の宝、世界の宝ですよ」と誇らしげに胸を張った。