バウンシーチューンの妹、エアリーチューン新馬戦厩舎情報/美浦トレセンニュース

2015年01月09日 18:30

甘えん坊な“コロちゃん”エアリーチューン(撮影:佐々木祥恵)

 田島俊明厩舎初の重賞勝ち馬となったバウンシーチューンの全妹にあたるエアリーチューン(牝3・父ステイゴールド)が、1月10日(土)の中山6Rの新馬戦でデビューする。姉に続いて田島厩舎所属となった同馬について、関係者に話を聞いた。

「昨年の10月に1度入厩して、ゲート試験を合格した後に放牧に出ました。12月初旬に帰厩して、ここまで順調に調教を積んでいます。賢い馬で、1度追い切ったら、次の追い切りからはしっかりと動くようになりました。良い意味で走るとスイッチが入りますし、フットワークが大きくて、小さい体を大きく使って走ります。既走馬相手に追い切っても、しっかり走ってきますね。今週(1/8)は南Dコースで3頭併せで追い切りました。最後1ハロンでうながした時の反応も良かったです。仕上がりも良いですね。2000mの距離も合いそうですし、ゲート試験の時にはスタートも速かったので、楽しみにしています」と、調教パートナーの市澤守調教助手。

 担当の牧田優調教厩務員は「馬体重が400キロくらいで、チビッコロなのでコロちゃんとかコロスケと呼んでいます。甘えん坊ですね。我が強いところもありますけど、言って聞かせたら、ちゃんとわかてくれる感じです。入厩当初よりは飼い葉は食べるようになってきてくれました」と、コロちゃんを優しく撫でながら話をしてくれた。

「お姉さんに比べると見た目も小さくて、少しパワー不足かなという感じもしますが、バランスも良いですし、あの大きさでうまくやりくりができているようですね。前向きで頑張ろうという気持ちも持っています。姉も初戦から3着と走ってくれましたが、そこから少しずつ力をつけて、重賞まで勝ってくれました。そのあたりも似てくれると良いですね」と、田島調教師も姉に続く活躍を期待をしているようだ。(取材・写真:佐々木祥恵)

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