14日、園田競馬場で行われた菊水賞(3歳、ダート1700m、1着賞金350万円は)岩田康誠騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)グレートステージ(牡3、兵庫・曾和直榮厩舎)が、道中は2番手から3角で先頭に立ち、中団を追走した2番人気ハートランドロバリに5馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分50秒4(稍重)。さらに3.1/2馬身差の3着には3番人気キクノハヤテが入った。
勝ったグレートステージは父スキャン、母セキサンシラオキ(その父マルゼンスキー)という血統。半兄にJRA・3勝のセキサンデインヒル(父デインヒル)がいる。04年は兵庫ジュニアグランプリ(交流GIII)6着、園田ジュニアC・3着と重賞には手が届かなかったが、今年に入ると4連勝で園田ダービーを制し重賞初制覇。前走兵庫チャンピオンシップ(交流GII)では、地方馬最先着の4着に入っていた。通算成績11戦7勝(うち重賞2勝)。