16日、小倉競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1000m)は、石橋守騎手騎乗の1番人気ミッキーコマンド(牝2、栗東・福島信晴厩舎)がハナに立ち、2番手追走から迫る2番人気マチカネニオウミヤを1.1/4馬身抑えてデビュー戦を飾った。勝ちタイムは56秒8(良)で、小倉芝1000mの2歳タイレコード。さらに2.1/2馬身差の3着には6番人気セレンアイリスが入った。
勝ったミッキーコマンドは父が97年北九州記念(GIII)を勝った新種牡馬ダンディコマンド、母はスイフトクイン(その父スイフトスワロー)という血統の九州産馬。半兄に02年シルクロードS(GIII)で3着に入ったアイティースワロー(父マークオブディスティンクション)がいる。
また、ダンディコマンド産駒は今回の勝利で、JRA初出走・初勝利を達成。地方ではこれまで5頭がデビューしており、今月4日に水沢競馬場で行われた2歳戦(ダート1300m)でフロンティアボーイ(牡2、岩手・遠藤陸夫厩舎)が初勝利を挙げている。