力強く抜け出して初陣を飾ったネオアトラクション(左)=京都競馬場
「3歳新馬」(京都6R・芝1600m)
1番人気の
ネオアトラクション(牡、栗東・角居)が直線の攻防から抜け出した。タイムは1分36秒4。道中は先行馬を見ながら進め、直線半ばから力強く脚を伸ばした。父は99年の凱旋門賞馬でGIを6勝した名馬モンジューで、母
アトラクションも04年コロネーションCなどGIを4勝している。1馬身1/4差の2着は好位の内から伸びた5番人気の
タイキレガトゥス、さらに首差の3着が後方から外に出して迫った4番人気の
ナムラアンだった。
C.デムーロは「頭が高いが、追いだしたらいい瞬発力。まだ良くなる余地がある」と伸びしろを強調。角居師も「まだトモに弱さがあってふらふらするが、これから力をつけていくと思う」と成長を期待していた。