8日(日)に東京競馬場で行われる第65回東京新聞杯(GIII)に登録をしているマイネルメリエンダ(牡4、美浦・和田正一郎厩舎)について、追い切り後の和田正一郎調教師のコメントは以下の通り。

(前走・京都金杯3着を振り返って)
「ゲートをポンと出て、良い位置で流れに乗れて、良い感じで進めているなと思いました。直線で少し伸び切れないのかなという場面が一瞬あったのですが、その後よく伸びて差を詰めてくれて、頑張ってくれました。道中上手くいっていただけに、惜しかったという感じがしました。」

(ここに来て成長著しいが？)
「毎回よく頑張ってくれる馬です。春に走った後、ひと息入れた後から、馬がよく成長してくれました。力を付けているというのが実感ですが、それが成績に表れているかと思います。体が大きくなっていますし、幅も出てきています。精神的にも、競馬に行って折り合いがつくようになりました。そういった面でも成長が見られるのではないでしょうか。」

(前走後の調整について)
「前走後はこちらで在厩しました。まず疲れを取りながら、しっかり乗り込みました。追い切りを重ねて、調子を上げていくようにやってきました。(ウッドでの1週前追い切りは)日曜日にしっかりやりましたが、良い動きでした。今日(坂路での最終追い切り)は終いだけ少し伸ばすようにして、疲れを残さず、良い状態に持っていくというイメージでした。前走も良い状態だと思いましたが、今回も良い状態をキープできているのではないでしょうか。」

(今回のレースについて)
「最近はどのコースでも問題なく走れています。競馬の流れに乗れるというところでも全く問題ありません。どのコースでも成績を出せていますので、大丈夫かと思っています。(東京のマイルは)一番実績がありますし、競馬もしやすいので、良い舞台だと思います。順調にしっかりと調教ができていますので、その分少しずつ上積みがあるのではないでしょうか。前走は惜しいところで3着でした。この後日曜日までうまく調整して、この馬の力をしっかり出せるようにして、良い競馬をしていきたいです。」

(取材：米田元気)