SS産駒が芝6fの北米レコードを樹立

2005年07月25日 20:55

 現地時間24日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたアローワンスレース(4歳上、芝6f、5頭)に、サンデーサイレンス産駒キープザフェイス Keep The Faith(牡5、英・S.ビン・スルール厩舎)が出走。1分06秒82(良)の芝6f北米レコードで快勝した。同馬はJ.ヴェラスケス騎手を背に3番人気に推され、4番手から道中徐々に進出し、直線入り口で先頭に立つと1番人気ガルチアプルーヴァル Gulch Approvalに2.1/2馬身差を付けた。

 勝ったキープザフェイスは父サンデーサイレンス、母Duelling Girl(その父Dayjur)という血統の豪国産馬。伯父にプリンスオブウェールズS(英G2)などを勝ち、98年ジャパンC(GI)で7着したフェイスフルサン(父Zilzal)がいる。豪州でのデビュー戦(芝1000m)を勝利で飾り、その後3連勝も達成。カンタベリーギニーズ、前走ジョージライダーS(共に豪G1)に出走するが勝ち切れず、昨年4月にT.マカヴォイ厩舎から現厩舎へ移籍。今回は約1年3ヶ月ぶりのレース、米国では初のレースだった。通算成績10戦5勝。

 これまでの芝6fの北米レコードは90年にハリウッドパーク競馬場でアンサードゥ Answer Doが記録した1分07秒00。同ベルモントパーク競馬場レコードは92年にマスタークラス Masterclassが記録した1分07秒31だった。ちなみに、日本レコードは99年小倉の北九州短距離S(OP)でアグネスワールドが叩き出した1分06秒5(良)。

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