29日、静内・レックススタッドに繋養されていたヒシアリダー(牡15、Alydar、母Katies)とジョービッグバン(牡10、父サンデーサイレンス、母ジョーセイバー)の2頭が同スタッドを退厩した。ヒシアリダーは浦河・野深スタリオンステーションに、ジョービッグバンは白老・北海道習志野牧場で繋養されることになった。
ヒシアリダーは名牝ヒシアマゾン(父Theatrical)の半兄として大きな期待とともに96年からスタッドイン。初年度には87頭の繁殖牝馬を集め、それら産駒の活躍によってNARファーストシーズンチャンピオンサイアーに輝いている。
ジョービッグバンは初勝利まで4戦を要したが、4歳夏に4歳上500万下〜函館記念(GIII)を連勝。これを含めて重賞3勝を挙げたほか、00年の宝塚記念(3着)ではテイエムオペラオー、メイショウドトウからクビ+クビの好勝負を演じるなど素質の高さを垣間見せていた。03年から種牡馬となり、初年度産駒は1歳になっている。