30日、新潟11R・五頭連峰特別(3歳上1000万下・芝1600m)で吉田豊騎手騎乗の
ニシノナースコール(牝3、美浦・尾形充弘厩舎)が優勝し、ブライアンズタイム産駒はJRA通算1000勝を達成した。これまでJRA重賞は64勝、JRA・GIは22勝を挙げている。
ブライアンズタイム(1985年生)は父Roberto、母Kelley's Day(その父Graustark)という血統。88年フロリダダービー、
ペガサスH(共に米G1)を制すなど、21戦5勝の成績を収めて種牡馬入り。これまでにナリタブライアン(93年朝日杯3歳S、94年皐月賞、日本ダービー、菊花賞、有馬記念)、マヤノトップガン(95年菊花賞、有馬記念、96年宝塚記念、97年天皇賞・春)、サニーブライアン(97年皐月賞、日本ダービー)、タニノギムレット(02年日本ダービー)、
チョウカイキャロル(94年オークス)、
シルクプリマドンナ(00年オークス)、
ファレノプシス(98年桜花賞、秋華賞、00年エリザベス女王杯)など多くの名馬を輩出。現役ではタイムパラドックス(牡7、栗東・松田博資厩舎)が04年ジャパンCダート、05年川崎記念、帝王賞を制している。