7日、新潟競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1800m)は、吉田豊騎手騎乗の1番人気メジロモデラート(牝2、美浦・高橋裕厩舎)が、スタート直後から先頭に立ち、直線で後方から追い込んだ2番人気タニノベリーニをクビ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分49秒9(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には6番人気チェンバースが入った。
勝ったメジロモデラートは、父スペシャルウィーク、母メジロクロヒメ(その父モガミ)という血統。伯父には86年天皇賞・春、宝塚記念(共にGI)2着のメジロトーマス(父フィディオン)、91年函館記念(GIII)勝ち馬のメジロマーシャス(父メジロティターン)がおり、牝系には91、92年天皇賞・春(GI)などを制し、GI・4勝を挙げたメジロマックイーン(父メジロティターン)や86年菊花賞、87年有馬記念(共にGI)を制したメジロデュレン(父フィディオン)がいる。今回の勝利で、父スペシャルウィークは、JRA2歳世代で初の10頭目の勝ち上がりとなった。