前走を11番人気で制したノットフォーマル(写真は2015年フェアリーS優勝時、撮影:下野雄規)
優先出走権はないものの、桜花賞やオークスへ向けた重要な一戦となるフラワーC。今年はフェアリーSを逃げ切ったノットフォーマルや、同レース2着のローデッド、デビュー2連勝中のアルビアーノなどがエントリーしている。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/21(土) フラワーC(3歳・牝・GIII・中山芝1800m)
ノットフォーマル(牝3、美浦・中野栄治厩舎)は前走のフェアリーSを11番人気で制覇。人気薄での勝利だったが、1勝馬が15頭も登録しているここでは抜けた実績であり、同レース3着のテンダリーヴォイスらがアネモネSの上位を独占しただけに、こちらも無様な競馬はできないところだろう。
ローデッド(牝3、栗東・荒川義之厩舎)は前走のフェアリーSで出遅れながらも早めに差を詰めて2着に入った。2000m戦でレコード勝ちしているだけに、距離延長は歓迎だろう。逆転のチャンスは十分。
アルビアーノ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)は新馬・500万下と連勝。どちらも楽勝と言える内容で、距離延長のここも期待がかかる。ルージュバック、キャットコイン、クイーンズリングに続く無敗の重賞ウィナー誕生となるか。
その他、連勝中のディアマイダーリン(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)、新馬戦快勝のサトノフラリッシュ(牝3、栗東・南井克巳厩舎)、前走は不利があったエヴァンジル(牝3、美浦・菊川正達厩舎)、距離延長がプラスに向きそうなロッカフラベイビー(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)なども上位進出を狙う。発走は15時45分。