タガノアザガルがゴール前の接戦を制し、人馬ともに重賞初制覇
21日、中京競馬場でファルコンS(3歳・GIII・芝1400m)が行われ、好位でレースを進めた松田大作騎手騎乗の14番人気タガノアザガル(牡3、栗東・千田輝彦厩舎)が、直線で先行する4番人気アクティブミノル(牡3、栗東・北出成人厩舎)、内の狭いところを抜けてゴール前迫った5番人気ヤマカツエース(牡3、栗東・池添兼雄厩舎)との接戦をわずかに制し優勝した。勝ちタイムは1分22秒9(稍重)。
2着はハナ差でアクティブミノル、3着はさらにハナ差でヤマカツエースとなった。なお、1番人気フミノムーン(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)は4着、3番人気ブリクスト(牡3、栗東・吉田直弘厩舎)は8着、2番人気ビヨンジオール(牡3、美浦・的場均厩舎)は12着に終わった。
勝ったタガノアザガルは、父バゴ、母ライアメロディー、その父アドマイヤベガという血統。デビューから8戦目での重賞初制覇を果たした。また、鞍上の松田大作騎手、同馬を管理する千田輝彦調教師にとっても、これが初めての重賞Vとなった。
【勝ち馬プロフィール】
◆タガノアザガル(牡3)
騎手:松田大作
厩舎:栗東・千田輝彦
父:バゴ
母:ライアメロディー
母父:アドマイヤベガ
馬主:八木良司
生産者:新冠タガノファーム
通算成績:8戦3勝(重賞1勝)