丹内祐次騎手騎乗のマイネルクロップが接戦を制し重賞連勝(撮影:下野雄規)
29日、中山競馬場でマーチS(4歳上・GIII・ダ1800m)が行われ、中団でレースを進めた丹内祐次騎手騎乗の6番人気マイネルクロップ(牡5、栗東・飯田雄三厩舎)が、直線で横に広がった馬群の中から脚を伸ばして、ゴール前3頭が並んだ争いをわずかに制し優勝した。勝ちタイムは1分52秒7(良)。
2着はアタマ差で5番人気イッシンドウタイ(牡6、美浦・伊藤圭三厩舎)、3着はさらにアタマ差で1番人気マスクトヒーロー(牡7、美浦・新開幸一厩舎)となった。なお、3番人気ベルゲンクライ(牡5、美浦・高橋文雅厩舎)は5着、2番人気ソロル(牡5、栗東・中竹和也厩舎)は8着に終わった。
勝ったマイネルクロップは、父クロフネ、母グレートハーベスト、その父サンデーサイレンスという血統。前走の佐賀記念に続く重賞連勝となった。また、その佐賀記念で重賞初Vを果たした鞍上の丹内祐次騎手にとっては、これが初めてのJRA重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆マイネルクロップ(牡5)
騎手:丹内祐次
厩舎:栗東・飯田雄三
父:クロフネ
母:グレートハーベスト
母父:サンデーサイレンス
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:グランド牧場
通算成績:26戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2015年佐賀記念(GIII)