19日、笠松競馬場で行われたくろゆり賞(3歳上、ダート1600m、1着賞金300万円)は、尾島徹騎手騎乗の7番人気オグリスキー(牡5、笠松・山中輝久厩舎)が、スタート直後からハナを切ると、直線に入っても脚色は衰えず好位から脚を伸ばした3番人気ニッシングリンに4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分40秒7(良)。さらにアタマ差の3着には4番人気のマヤノオスカーが入り、1番人気に推されたレジェンドハンターは5着に敗れた。
勝ったオグリスキーは、父エブロス、母イチジョウスキー(その父マルゼンスキー)という血統。従兄弟に97年名古屋優駿(交流GIII)勝ち馬のシンプウライデン(父ワカオライデン)がいる。今年1月の新春盃で初重賞制覇。その後は今ひとつ結果が出ていなかったが、前走の白山特別で2着と好走し、復調の兆しを見せるも、続く横谷峡特別は台風の為、競走取り止めとなっていた。通算成績47戦16勝(重賞2勝目)。