ハープスターは川田騎手でヴィクトリアマイルへ

2015年04月09日 18:10

ヴィクトリアマイルで川田騎手と再コンビを組むハープスター(撮影:花岡貴子、写真はドバイ滞在時)

 9日、ハープスターはヴィクトリアマイルに照準を合わせていることが明らかになった。鞍上は再び川田騎手を予定している。

「ゲートから出していくとハミを取らないようだ。ポジションをとりにいくような競馬はあまり合わないのだろう。だからといって極端に後ろからいくこともない。ゲートを出たあとは馬なりで行かせ、その流れで気分よく走らせた上で自然と前につけられれば、それがいいだろう」と松田博師。最近は少しワガママになっているというハープスター。ゆえに、道中は馬の気持ちを汲む作戦に出るようだ。

 マイル戦は桜花賞以来だが、「マイルから2400までこなせる馬だから問題ない」と指揮官。3月31日に帰国後、三木ホースランドパークでの輸入検疫のあと、今月6日にノーザンファームしがらきへ移動。3週間の着地検疫を終えた後、栗東トレセンに戻る見込みだ。

 また、アザレア賞を勝ったレーヴミストラルも川田騎手騎乗で青葉賞に挑むことになった。青葉賞で2着までに入るとダービーへの優先出走権が与えられる。松田博師は「レース後も順調。この馬は来年になったら、もっとよくなるだろう」と愛馬の将来性の高さを語る。しかし、松田博師は来年2月で定年を迎えるため、レーヴミストラルと"来年"一緒に過ごすことはできない。「まぁ、それは仕方ないさ。この春は(青葉賞で)権利をとってダービーにつなげたい」と笑顔をみせた。(取材・写真:花岡貴子)

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