20日、小倉競馬場で行われた2R・2歳未勝利(芝1800m)は、安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)エイシンチャンドラ(牡2、栗東・北橋修二厩舎)が、中団から徐々に進出し4角手前で先頭に立つと直線で直後から迫った3番人気イブキドミナーレの追撃を1/2馬身凌いで優勝した。勝ちタイムは1分47秒9(良)は従来の小倉芝1800m2歳レコードを0.8秒更新する記録。
勝ったエイシンチャンドラは父Dixie Union、母Dream Away(その父St. Jovite)という血統の米国産馬。叔父に91年アーリントンミリオン(米G1)を勝ち、日本で種牡馬生活を送った(02年中国へ輸出)タイトスポット(父His Majesty)、93年ハリウッドフューチュリティ(米G1)勝ち馬のValiant Nature(父His Majesty)がいる。デビュー戦(阪神・芝1600m)は、ダイアモンドヘッド(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)の3着。続く2戦目も2着と敗れており、3戦目での初勝利となった。本馬は、04年キーンランドセールで12万ドルで落札されていた。なお、この勝利で管理する北橋修二調教師はJRA通算500勝を達成した。通算成績3戦1勝。