28日、小倉競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1000m)は、太宰啓介騎手騎乗の9番人気キーレター(牝2、栗東・太宰義人厩舎)が、スタート直後から果敢に先行し、直線で2番手追走から迫った3番人気ナムラカブラヤに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは57秒8(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には、1番人気シヨノマジェスティが入った。
勝ったキーレターは、父リンドシェーバー、母アグネスフェルティ(その父ノーザンテースト)という血統。祖母は81年エリザベス女王杯を制したアグネステスコ(父テスコボーイ)。リンドシェーバー産駒は、JRA現2歳世代では初の勝ち上がりとなった。