アンビシャスが制し、ダービーへの優先出走権を獲得(撮影:下野雄規)
9日、東京競馬場でプリンシパルS(3歳・OP・芝2000m)が行われ、後方でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気アンビシャス(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、直線で横に広がった馬群の真ん中を抜けて前を捕らえ、最後は中団追走から伸びた8番人気ケツァルテナンゴ(牡3、栗東・笹田和秀厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒2(良)。
さらに3/4馬身差の3着に18番人気マイネルシュバリエ(牡3、美浦・和田正道厩舎)が入った。なお、3番人気バイガエシ(牡3、栗東・作田誠二厩舎)は6着、2番人気ダッシングブレイズ(牡3、栗東・吉村圭司厩舎)は12着に終わった。
勝ったアンビシャスは、父ディープインパクト、母カーニバルソング、その父エルコンドルパサーという血統。本馬はこの勝利で5月31日に行われる日本ダービーの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆アンビシャス(牡3)
騎手:C.ルメール
厩舎:栗東・音無秀孝
父:ディープインパクト
母:カーニバルソング
母父:エルコンドルパサー
馬主:近藤英子
生産者:辻牧場
通算成績:5戦3勝