津曲助手はアヴニールマルシェについて「いい感じですね」と語った(写真は新馬戦優勝時、撮影:下野雄規)
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アヴニールマルシェ=木曜に東京競馬場入り。土曜はダートをキャンターで1周半した。「いい感じですね。見た目も良くなっています」と津曲助手は仕上がりに太鼓判。重賞は未勝利だが、強豪相手に互角の戦いを演じてきた。「能力は世代でトップクラスです」と自信を持って臨む。
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グランシルク=レース前日の最終調整は美浦の角馬場で体をほぐした後に美浦坂路で4F75秒2。千島助手は「きょうは馬を落ち着かせるように軽く1本。雰囲気はいいですね。
テンションも上がっていませんよ。いい結果を期待したいところです」と本番を見据えた。
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クールホタルビ=関東圏には初遠征となったが、到着後も普段と変わらない姿を披露。辻田厩務員は「輸送自体は慣れているし、問題もなくスムーズに来られた」とうなずく。2枠(3)番についても「ロスのない競馬ができる」と歓迎。最低14番人気で制した4走前の走りを再現したい。
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グァンチャーレ=3度目の東京競馬場とあって、到着してからは
リラックスしていた。「車中ではうっすら汗をかく程度で、カイ葉も完食してくれた」と中島助手は輸送中の様子を伝える。ゲートに課題を残す現状だが、「この馬なりに良くなっている」と手応えをつかんでいた。
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タガノアザガル=土曜午後の東京到着直後はうるささを見せたが、すぐに平常心を取り戻した。「いつものこと。前走と変わらず、いい状態」と市丸助手は笑みを浮かべる。初のマイル戦だった朝日杯FS(10着)は「馬場が悪いところを通らされた」と分析。良馬場で一発を狙う。
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レンイングランド=僚馬2頭とともに到着。本来の担当者に代わって、輸送に付き添った池田厩務員は「馬運車の中でも何もなく、スムーズに来られました。イレ込みもなかったし、順調。担当者も“状態はいい”と言っていました」と笑顔で話していた。