M・デムーロを背に栗東CWで追われたエアソミュール
昨年の覇者
エアソミュールはM・デムーロがまたがり、栗東CWで
ハーキュリーズ(7歳1600万下)と併せ馬。僚馬を前に見る形のまま淡々と運び、直線に入っても鞍上は全く追うことなくゴールでは1馬身遅れ。5F70秒4-40秒3-12秒7に、M・デムーロは「馬場は重かったが、良かったと思います」と笑顔を見せた。
動きを見届けた辻野助手は「先週の時点で馬はできていたから、ミルコも無理しなかったんでしょう」と説明。「調教量自体は足りているし、いい状態で向かえると思います」と仕上がりに自信をのぞかせた。
前走の大阪杯は不良馬場をものともせず、
ラキシス、
キズナに続く3着と奮戦した。「道悪は得意ではないが、収穫のある内容だったと思う」と同助手は胸を張る。今回の結果次第では、GI初舞台となる宝塚記念(28日・阪神、芝2200m)参戦も見えてくる。連覇を手土産に、上半期の
グランプリへと駒を進めたい。