現地時間10日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたウッドウォード(3歳上、ダート9f)は、J.ベイリー騎手騎乗の圧倒的1番人気セイントリアム Saint Liam(牡5、米・R.フランケル厩舎)が2番人気サーシャックルトン Sir Shackletonに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分49秒07(良)。さらに12.1/2馬身差の3着にはコメンテイター Commentatorが入った。
勝ったセイントリアムは、父Saint Ballado、母Quiet Dance(その父Quiet American)という血統。半弟にコングレショナルオナー Congressionalhonor(父Forestry、ベイメドーズダービー-米G3)、近親にコロニアルミンストレル Colonial Minstrel(父Pleasant Colony、シュヴィーH-米G2)がいる。03年2月にデビュー。04年の同レースを同年の年度代表馬に輝いたゴーストザッパー Ghostzapperのクビ差2着と好走、続くクラークH(米G2)で重賞初制覇を成し遂げている。05年は2月のドンH(米G1)から始動し、後にドバイワールドC(首G1)を制したロージズインメイ Roses in Mayを破りG1初制覇。3走前のスティーヴンフォスターH(米G1)でG1・2勝目を挙げ、続くホイットニーH(米G1)2着からここに臨んでいた。この勝利でG1・3勝、通算成績を19戦8勝(重賞4勝)とした。