岩田騎手が騎乗して帝王賞の2週前追い切りを行ったクリノスターオー(撮影:井内利彰)
帝王賞(6月24日・大井ダート2000m)の出走を予定しているクリノスターオー(栗東・高橋義忠厩舎)。全7勝中、6勝の手綱を握っていた幸英明騎手がホッコータルマエに騎乗するので、今回は岩田康誠騎手が手綱を握る。そのファーストコンタクトとなる、レースの2週前追い切りが坂路馬場で行われた。
ジェルヴェーズが先行し、それを4馬身ほど追走する流れ。徐々にラップを速めていくが、相手も余力十分に動いていたため、その差は少しずつしか詰まらない。それでもラスト1F地点で追い出されると、きっちり前を捕まえて先着のゴール。時計は4F52.7〜3F38.2〜2F24.6〜1F12.2秒と速く、最後まで余力十分だった動きが印象的だった。(取材・写真:井内利彰)