11日、中山3R(3歳未勝利)でシャドウキャスター(牝3、美浦・勢司和浩厩舎)が勝利。騎乗した横山典弘騎手(37、美浦・フリー)は、このレースで2年連続6度目となるJRA年間100勝を達成した。
同騎手は86年にデビュー。キョウエイタップとのコンビで90年エリザベス女王杯を勝って初GI制覇。その後も、メジロライアンで91年宝塚記念、サクラローレルで96年天皇賞・春、有馬記念、セイウンスカイで98年皐月賞、菊花賞、イングランディーレで04年天皇賞・春(G1)を制すなど、JRA・GIは通算15勝を挙げている。今年は、1月にJRA通算1500勝を達成。コンラッドでラジオたんぱ賞(GIII)を制すなど、重賞も5勝(通算84勝)を挙げている。
05年の年間100勝は、5月29日の日本ダービー(GI)のディープインパクト(牡3、栗東・池江泰郎厩舎)で最速記録を達成した武豊騎手(36、栗東・フリー)に次いで現在2人目。